2017年 09月 29日
香港から行く台湾!台北から電車で約1時間半・九份の茶藝館で台湾茶を愉しむ旅☆A Nostalgic Town Jiufen in Taiwan
台北から電車で約1時間半の九份 (ジォウフェン) へ行きました。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われている、赤い提灯が灯る景色で有名な場所です。地図で言うと右上、東北方面です。
台北市内から九份までは直通バスが便利ですが、電車の旅が好きなので台北駅 (台北車站) と同じ場所にある「台鉄台北駅」から台湾鉄道に乗って行きました。九份の最寄り駅「瑞芳 (ルイファン) 駅」まで行き、そこから車で約10分です。
瑞芳からバスかタクシーで行きます。バスは24ドル、タクシーは205ドル (正規料金) でした。バス停で待っていたら5人乗りのタクシーの運転手さんが「シェアするなら1人50ドルでよい」といって集客し始めたので、そのタクシーに相乗りしました。山道を行くので、実際タクシーで良かったと思いました。降りたらこの景色!
台北から電車やバスやタクシーなどを乗り継ぐのは、旅慣れない方にはやや難しいかもしれません。このような約2,700円で滞在先のホテルから連れていってくれるチャーター・サービスなどを利用されるのもいいかと存じます。
さて。メイン通りは歩行者とバイクのみです。道幅は車が1台通れるかどうかというくらい狭いです。その両端におみせがずらっと並びます。至る所にこのように横道があり、入っていくことができます。
街歩きというよりお土産屋さん通りを歩く感じです。台湾のポストは2色でレトロです。国内と国際便に分かれていると思ったら、普通と速達に分かれていました。レトロでかわゆし。友人がはんこを作りたいというので付き合いました。持ち手の部分の素材やケース、はんこの大まかなデザインを決めると、コンピュータでサクッと調整してくれます。機械にセットしてレーザーで削ること1分。すぐに出来上がりました。
パイナップルケーキのお店もたくさんあります。偶然このお店で焼きたてを試食したら、あまりのおいしさにびっくり!即、購入を決意しました。台湾で1位を取っているそうです。道理で今まで食べたパイナップルケーキとは全然違いました。台湾茶もついあれもこれも欲しくなります。自宅用で、味の違いもよく分からないワタクシですが、せっかくなので賞を取っているものを選びました。
歩き疲れた頃に、基山街にあるとても素敵な台湾茶カフェに入りました。帰ってから調べてみたら、有名な茶藝館の「九份茶房」でした。道理で良かった。
残念ながら、この日はお茶の先生がご不在で、作法を習うことはできませんでした。
気持ち良いテラス席に通してくれました。右手に見えるのは、提灯のフォトジェニックな外観で九份で1番人気といわれる「阿妹茶樓」です。
有名高級茶の「阿里山烏龍」(右の黄色いお茶) をお願いしました。茶葉は大体600~800元 (約2,300~3,020円) です。冷たいプーアール茶とうちわをサービスしてくれました!1杯目はお店の人が淹れてくれます。1回目の茶葉の量で6、7回は煎出できるとのことで、すっかりくつろぎタイムです。ゆっくりお茶の雰囲気を楽しみます。せっかくなので、1,2杯サクッと飲むよりは時間がたっぷりある時に行くのがおすすめです。九份の茶藝館で優雅に台湾茶を愉しむ贅沢な旅~。
茶葉は結構入っているので飲み切りませんでした。残った分は、お持ち帰り用にしっかり包装してくれます。帰りは1階には茶器ギャラリーを見学しました。午後2時くらいに伺ったので空いていましたが、午後5時くらいに帰ろうとした時は、外にはお客さんがたくさんいて、約30~40分待ちと言われていました。
茶藝館でのんびりしたり、茶器を見て回っていたら、もう帰らなきゃいけない時間。九份はそんな広い場所ではないのに、なんだか居心地がよくて結局、夕方までいました。
夕焼けに染まる街を少し離れた場所で見てから、大満足で台北へ帰りました。タクシーはメーターを使ってくれないので交渉し、戻りは100ドルでした。行きの倍の金額でしたが、それでもなぜか正規料金よりお安いので乗りました。台北行きの電車は、1時間に2本くらいあったと思いますが、満員でした。1時間半の旅なので、席が確保できるよう早めにプラットフォームに行って並ぶのがおすすめです。結局、赤提灯や「千と千尋」らしきところは全く見ていない・・。
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