2019年 05月 12日
新緑でリフレッシュ!大埔の農場へ遊びに行く☆Kadoorie Farm and Botanic Garden
錦上路駅からバス64Kで約15分くらいのところにある農場と植物園です。
入場料はこちら。個人経営の農場なので、入場料金がかかります。また山の中にある、大変広大な敷地の農場なので、シャトルバスも運行しています。個人的にはシャトルバスの利用がおすすめですが、利用しなくても自分で登ったり、山の麓だけで楽しむこともできます。
シャトルバスの時刻表はこちら。チケット購入時にスタッフに「バスがもうすぐで出るよー」と教えてもらい、その存在を知りました。バスはミニバスくらいの大きさなので、すぐ満席になっていました。
よく分からないまま乗り込んだバスは、狭くて傾斜が急な山道をぐんぐんと上がっていきました。山中にバス停がいくつかあり、降りたい所で降りたいと言わなくてはならないようですが、我々のバスは誰もよくシステムを分かっておらず、山の頂上を過ぎた辺りから、車内に「なんかおかしい・・」という雰囲気がざわざわと漂い始め、誰かが運転手に質問し、みんなが次のバス停で降りました。が、そこからの景色がとても良かったです。自力で登らなくても、こんなに素晴らしい景色が見られるなんて、最高です。
せっかくシャトルバスチケットを購入したので、乗りこなしたいと思っていましたが、よく分からんので、歩いて下ることにしました。ちょっとジブリの森みたいです。
深い緑が気持ちいい~。結構日陰になっているコースなので、そこまで暑くはありませんでした。鹿出るの?
敷地が広いので人にもほとんど会いません。世界有数の人口密度を誇る香港で、屋外にいて20分間も人に会わないって、もはや奇跡です。
こんな骨みたいな木もありました。
緑ばかりではなく、小さなお花もところどころで咲いています。意外にも蚊には刺されませんでしたが、蝶がすごく多かったです。あと、見えない敵・蜘蛛の巣が結構ありました。なので長袖がおすすめです。ワタクシは虫が大の苦手なので、オットに先を歩かせ、ジブンは蜘蛛の巣に引っかからないようにしました (← 正当防衛) (← 違います)。
観音山からの湧き水も時々現れて、気持ちいいこと、この上なしです。
1956年に嘉道理兄弟によってオープンされた農園です。公共の支援を受けていないからか、各所で施設の老朽化が見て取れました。でもそれも歴史が感じられて良い感じ~。こんな大きな森を個人で管理していることに感心しました。元は貧しい人たちの経済的自立を支援をするために作ったという、社会貢献もする素晴らしい事業です。
シダ植物が好きなので、シダが群生する川沿いは興奮しました。ワクワクしながら「いいね~渋いね~その顔!」とグラビアのカメラマンかのごとく写真を撮りました。
気が付いたら足元に蛇がいて、大絶叫しました。避難後、遠くからズームで撮影。
その後、山中に急に現れた4本の柱。1911-1976年まで、中環の香港郵政総局の正門の両端に使われていた使われていた柱で、この農園に寄付されたものだそうです。
山中には柱や、蝶々がたくさんいるコース、蘭ハウスなど様々な見どころが配置されていました。約2時間かけて下山しました。
下にはサボテン園や、小さな動物園、版画体験のコーナーなどもあります。シャトルで上に上がらない場合でも、この周辺でたっぷり楽しめると思います。
ベンチの方が嘉道理兄弟のお兄さんか弟さんかどちらか存じませんが、素晴らしい場所を作ったなァと思いました。
この農園は以下の場所とも、バスで数ストップの距離です。ここまで来るのに利用したのと同じバス64K番で行くことができます。
なお、ランチは農園内のベジタリアン・カフェでいただきました。
< 嘉道理農場暨植物園 >
🏢 新界大埔林錦公路
📞 2483-7200
🕐 9:30-17:00 (入場は16:00まで)
💻 https://www.kfbg.org/chi/
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