カテゴリ:歴史的建築物( 66 )

沙田の道風山という山の上にあるキリスト教教会「道風山基督教叢林 (Tao Fung Shan Christian Centre)」に行きました。沙田駅前の排頭村 (Pai Tau) から出発です。駅を背にして、この村の左奥に進みます。


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ちなみに、奇妙なお寺「萬佛寺」に行く場合は、村の右奥に進むとスタート地点があります。



さて。この看板が見えたら、ピンク色の「道風山」というサインに従って、後ろにある階段を進みます。

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目的地の「道風山基督教叢林」までは、駅から20分くらいです。

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この分かれ道を右 (道風山路) に進みます。結構きつい坂道が続きますが、舗装はきちんとされていて、車も少ないので歩きやすいです。


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右手にこの階段が見えたら、もうほぼ到着です。階段を上がって敷地に入ります。

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岩を割って木が生えていました。パワーポイント的な空気が感じられます。よく分かりませんが、多分そんな雰囲気です。


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他の教会やお寺とは異なり、観光で訪れている人は少なく、本当に静かに瞑想する場所という感じでした。


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急に目の前に出現したミステリー・サークル、もとい瞑想の場所です。宇宙からのメッセージかと思いました。なんか神秘的~。


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こちらが本殿 (チャペル) です。屋根には十字架が見えます。

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お寺ではありませんが、お寺みたいな場所です。1930年にノルウェーの牧師さんによって始められました。約90年の歴史があります。


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ミスマッチな気もしますが、鐘にも十字架があります。

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独特なデザインのこの建物は、デンマークの建築家によってデザインされました。


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チャペルの裏に回りました。

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萬佛寺が見えました。

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こちらは「藝術軒」というアートショップです。結構おもしろい品が置いてあり、しばし楽しく見学しました。


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< 藝術軒 >
🕐 9:00-12:30/13:30-17:00(月~土)/日・祝日は休み
📞 2694-4007


敷地は結構広いです。

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蝶々もたくさん飛んでいました。

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敷地の裏にある林の中を10分ほど歩くと、こちらの「孫文生命門」があります。


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中に入ると、この巨大十字架が~。人の大きさと比べると、その大きさがよく分かります。なかなかの迫力です。本殿といい、この十字架といい、かなりユニークな場所です。


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ここから沙田の街が見下ろせました。あとで駅に戻って山の上を見ましたが、下からはこの十字架が見つけられませんでした。駅から20分と近いのに、人々から忘れ去られているかのような本当に静かな場所でした。おすすめです。


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< 道風山基督教叢林 >
🏢 沙田道風山路三十三號
📞 2694-4038
💰 無料
💻 http://www.tfscc.org/

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by ni07050 | 2018-12-04 23:49 | 歴史的建築物 | Comments(2)

旺角のちょっと変わった建物「雷生春」の見学に行きました。1階は漢方茶ショップ、上の階は漢方診療所として使われています。


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2008年に政府の「活化歷史建築伙伴」計画の入札があり、香港浸會大學 (香港バプティスト大学) が受注、政府の助成を受けて建物を再開発し、香港浸会大学中医薬学院としてオープンさせました。


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元は1920年代に広東省の台山から香港に移住してきた雷亮さんという方のお宅でした。最初は交通と貿易関係のビジネスをする商店でしたが、その後、中薬薬局になりました。


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なんと雷さんは香港のバス会社KMB の創設者の1人で、現在もバス会社は雷さん一族によって経営されているそうです。いつもお世話になっております。意外な事実~。


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歴史建築の一級に認定されているこの建物は、1931年に完成した典型的な唐樓 (中国式の店舗兼住宅) で、第二次世界大戦前に多く見られた騎楼建築です。


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1階にはかつての雷生春を紹介する展示が一般に公開されています。狭い範囲だけですが、予約なしでいつでも見学できます。

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他の階の見学には予約が必要です。無料のガイドツアーは平日 14:30と16:00、土曜日 9:30と11:00 にあります。

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建物は当時の他の唐樓と同様、4階建ての1階は小売店、2階より上は住宅でした。総面積は約600平方メートルです。


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まずは上の階から見学します。こちらは以前、ベランダだった場所です。今はガラス窓が設置され屋内になっていますが、タイルは当時のままだそうです。現在、診療所として使われている階ですが、結婚式の会場として使われることもあります。


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ここから旺角の通りが見渡せました。1960年代から雷さんの家族が増えたため、徐々に引っ越ししていき、70年代には空き家になりました。

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その後は中国から親戚が遊びに来た時などに使っていたのですが、近所の人たちは「空き家になったはずなのに電気がついている!」と言って、お化け屋敷扱いしていたそうです。また、スリランカやインドなど南アジアから来た人たちによって (勝手に) 使われていたこともあるそうです。


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石柱や壺の形をした柵も当時のままです。2000年には古物諮詢委員会が「雷生春」を一級歴史建築物に値すると評価し、雷さんのご家族は建物を政府に寄付することに決めたそうです。当時すでに香港の土地価格は上がっていただろうに、すごいなァと思いました。


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屋上は中薬ハーブガーデンになっています。お土産に、と少し分けてくれました。

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大きな煙突もあります。これならサンタクロースも入れるな。

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この屋上は当時人気だった「女兒牆」と呼ばれるスタイルです。当時、女性はあまり外出しなかったので、ここから外の様子を眺めていた (外からは見えないが、ここからは外の様子が見える) ことから名付けられたそうです。


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屋根部分には勾配があり、屋根表面に水が残らないようにする当時の欄干機能も残っていました。黒い配管もそのままだそうです。


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漢方薬を作るには「煿、爁、炮、炙、煨、炒、煅、炼、制、度、飞、伏、镑、摋、日煞、曝、露」の17の方法があるそうです。ガイドツアーは広東語でしたが、このようなボードがたくさんあるので、読めばなんとなく分かります。


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香港でよく飲まれている漢方茶 (涼茶) はこのような過程で作られます。香港では1920-1950年代までが涼茶の黄金時代だったそうで、その当時はお客さんを獲得するのに音楽を流したり、テレビを設置したり、ダンスなどのパフォーマンスもあったそうです。1950年以降、お店の数は減りましたが、近年は健康志向の人が増えたため、スーパーなどでボトルに詰めて売られることが多くなったそうです。


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最後に涼茶を購入しました。風邪を引いた時に熱を取ったり、体調が悪い時に体のバランスを整える作用があります。食後1時間くらいしてから、熱くして飲むのがベストで、1日に2回まで、1回につき 200ml までがよいそうです。


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「夏桑菊茶」は暑いときに飲むとよいものらしいですが、軽い頭痛や寝つきが悪い時にも良いそうです。まさにその通りだったので買って飲みました。

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なお、昔ながらの涼茶屋さんはこんな感じです。



最後にこちらで診察を受ける際の診察料を載せておきます。

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帰り道、目の綺麗な猫に会いました。緑色の目!

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「雷生春」についての詳しい詳細は、ウェブサイトをご覧ください。

< 雷生春 >
🏢 旺角荔枝角道119號
👣 太子駅C2出口から徒歩約10分
📞 3411-0628/3411-0638
💰 無料
💻 scm.hkbu.edu.hk

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by ni07050 | 2018-11-25 21:32 | 歴史的建築物 | Comments(0)

本日は、一年一度しかない特別なイベント「黃大仙祠開放日」でした。黃大仙は、香港最大級の道教寺院です。


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いつもは柵があり近寄ることができないのですが、今日はそばまで行って見学できました。


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てっきり日本のお寺みたく靴を脱いで中に上がれるのかと思ったら、そういうことではありませんでした。靴下ちゃんと気にして行ったのにな。でも中の様子はばっちり見えました。金ぴかでゴージャスです。こちらは1921年に建てられたメインの建物です。


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内部の写真撮影は禁止なので、建物の周りだけ撮りました。敷地内ではライオンダンスのパフォーマンスや、砵仔糕、糖蔥餅などの伝統菓子の提供もありました。


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普段は見えない所まで、見学出来たので良かったです。

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こちらの「三聖堂」には観音様など黄大仙が選んだ3人の神様が祀られていました。基本的に道教はたくさんの神様がいます。


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こちらは「飛鸞台」と呼ばれる建物です。1924に建てられ、初期の頃に黄大仙が瞑想した場所と言われています。


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こちらは「意密堂」です。道士が瞑想をする場所なので、こちらは公開されていませんでした。


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オクトパスで寄付もできます。カードでピッと寄付しても、あまりご利益がなさそうな・・。お賽銭じゃないからいいのかァ。

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麟閣は孔子を祀るホールです。皆さん、ここでのお祈りが、どこのホールでのものよりも1番長く、真剣でした。

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この他にも伝統工芸を体験できるコーナーなどもありました。詳しい説明はこちらからご覧いただけます。

普段の黃大仙はこんな感じです。

< 嗇色園黃大仙祠開放日 >
🏢 九龍黃大仙竹園村二號
👣 黄大仙駅B2出口から徒歩約3分
📞 2327-8141
🕐 2018年11月4日 7:00-17:00
💰 無料

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by ni07050 | 2018-11-04 17:38 | 歴史的建築物 | Comments(0)

灣仔にあった下町の民家をリノベーションし、香港アニメの博物館にしたという「動漫基地」に行きました。そしたらですね、なんと閉館していました。コミックやアニメをテーマとする施設になっていると読んだので「まぁいつか行こう」くらいに思っていましたが、まさかこんなすぐに閉館するとは。完全にプロジェクト失敗したんだなァと思いました。


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そして、つい最近8月に「茂蘿街7號 (7 Mallory Street)」という施設に生まれ変わったそうです。「茂蘿街7號」って住所そのままですけども。よっぽど名前が思いつかなかったのかなァ。完全に「動漫基地」だと思って行ったので、外観は合っているけどどこにも「動漫基地」の表示がないので混乱しました。インフォメーション・カウンターのお姉さんに聞いたら「前はそうでしたけど、今は違います」と言われて「えぇ~!」となりました。


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1916年に建てられた民家10軒がつながっているショップハウスをリノベーションしているので、所々で昔の様子が見学できます。歴史建築級別で言うと2級の建物です。


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現在は芸術文化の展覧会場や、ワークショップができる部屋、飲食店などが入っていますが、特にこれという特徴はありません。香港では歴史建築物をリノベーションし、文化発信の拠点として生まれ変わらせるのが流行っていますが、ちょっと多すぎたり、頑張りすぎていて「ただ古いまま見せた方がむしろ良かったんじゃ・・」と感じることもしばしばです。


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こちらは「公眾休憩空間」でちょっとしたオープンスペースになっています。パフォーマンスが行われることもあるそうです。普段は午前8時から夜の10時まで開いています。近所にお住まいであろうお年寄りの方々が、のんびりしていました。


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お隣は住宅です。家の中が見えてしまうほど近いです。地上階は特になにもないので、とりあえずエレベーターで上に上がって、歩いて降りてみることにしました。


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最上階では修復前の写真や修復作業中の映像が流れていました。見ている人は誰もいませんでした、と言うか無人でした。これじゃ「茂蘿街7號」の存続までも危ういんじゃないかと思いましたが、名前が住所なだけだから問題ないのかもしれません。賢い名前を付けたなと思いました。2棟の建物が屋外にあるこちらの渡り廊下でつながっています。


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当時の瓦屋根やフランス式のドアがそのまま保存されています。中華デザインと西洋デザインが混ざる典型的な広東式の建築です。ここまで来てやっと建物自体に価値があるのが分かりました。それまでは香港あるあるで、改装しすぎて古いんだか新しいんだか分からない状態でした。


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バルコニーのタイルの床が可愛らしかったです。手すりや柵はオリジナルのままのなので、ガラス板で保護されていました。

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こちらは「多用途活動室」の一室です。こういうお部屋がたくさんあります。でもほぼ空室なので、何かに使わないともったいないなァと感じました。昔はここに人が住んでいたそうです。


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今で言う二世帯住宅、デュアルキーだったため、入り口を別にするための階段が部屋の中にありました。

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階段は使うことができます。木製で足の踏み場がへこんでいて、本当の古さを感じられました。でも行き止まりなので、結局上って戻ってこないといけません。


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すりガラスも小さい花柄で可愛かったです。なんとなく祖母の昔の家を思い出させるような感じだなァと思いました。

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共同の台所です。天井付近の煙突の入り口はそのままっぽかったですが、全体的にきれいで使い勝手も良さそうに見えます。


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「当時の雰囲気をそのまま残した台所」という説明書きがありましが、写真で見ると全然違いました。やっぱりきれいにしすぎちゃったか、と思いました。


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「皇后飯店 (Queen's Café)」というレストランがありました。アフタヌーンティーが結構リーズナブルな価格だったので、歴史建築で優雅にお茶なんていうのもいいなァと思いました。何より空いているので穴場です。


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< 茂蘿街7號 >
🏢 灣仔茂蘿街7號
👣 灣仔駅A3出口から莊士敦道を約10分進み、右に曲がる
📞 2892-0780
🕐 地下大堂~4階:每日10:00-22:00
💰 無料
💻 https://mallory.ura-vb.org.hk/

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by ni07050 | 2018-11-02 11:53 | 歴史的建築物 | Comments(2)

数か月前、新聞で「香港大学の3つの建物が新たに歴史建造物として登録された」という記事を読みました。ずっと気になっていたので、今回、香港大學 (Hong Kong University)、略して「HKU」に行ってきました。今回で2度目の訪問です。


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再度伺ったのは、今年初めのぶらり散歩の時に見逃していた場所がたくさんあると、後で知ったというのもあります。ガイドブックを持っておらず、前もって調べたりもしないので、そういうことがよくあります。なお、以前のぶらり旅の様子はこちらからご覧いただけます。



さて。今回のお目当てはこちらです。立派なレンガ造りの3階建てです。1910年に建設工事が始まり、1912年に完成した歴史的建築物です。

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重厚な木製のドアが素敵です。太平洋戦争時には一時的に病院として使われていた過去があります。

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そびえ立つ柱~。宮殿ですか?

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中庭は素敵な英国風でした。こんな中庭欲しいけど、あっても洗濯物干しちゃうだろうなァと思いました。

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こんな場所を毎日、普通に歩く学生さんたち。羨ましいです、その若さも、体力も、頭脳も。

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レンガ造りに木枠の掲示板。金の文字も全て様になっています。でも、帰ってから「日本占領下の時代には激しく損傷し、授業が再開されたのは1946年になってから」という説明を読み、何とも言えない気持ちになりました。


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あまりの素敵なインテリアに廊下だけでも大興奮でしたが、中に入ってビックリ。ホテルのようでした。

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なんだかドレスを着たお姫様でも出てきそう雰囲気です (←シンデレラの実写版映画を観たばかり)。

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大学というより、白亜の豪邸・シンガポールのラッフルズ・ホテルを思い出しました。

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ドア上のアーチといい、丸い窓といい、石板といい、もう全てがいい感じです。どうやらこのキャンパスで最も古い建物のようです。

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外から見たらほんのりピンク色で可愛かったです。「香港大學本部大樓外部」と書かれた法定古蹟の黄金パネルがあったので、ワタクシが入ってきた入り口ではなく、こちらが正面入り口なのだと思います。


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< 香港大學本部大樓外部 >
💻 https://www.amo.gov.hk/b5/monuments_27.php


そのお向かいにある建物も1919年に建てられた法定古蹟に指定されているものです。あまり古そうに見えないから不思議です。むしろ後ろのアパートの方が古そうです (←失礼です)。


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< 孔慶熒樓 >
💻 http://www.amo.gov.hk/en/monuments_57.php


その近くには新聞に載っていた建物がありました。新たに法定古蹟に登録されたものかなと思います。

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< 盧嘉堂、儀禮堂及梅堂 >
💻 https://www.hku.hk/visit/campusbuilding.php?m=heritage&t=dm&bdg=grade1eliotmay


正直なところ、どの建物も似ていて、違いの分からぬワタクシには見分けがつきませんでした。

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職員の宿舎のような建物もありました。緑豊かで良いのですが、蚊に刺されました。

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以前伺った美術博物館「馮平山樓」が良かったので寄ってみたら、今回は残念ながら改装中でした。なので、そのお隣のギャラリーへ。

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「馮平山樓」に以前伺った博物館の様子はこちらからご覧いただけます。展示物が多くて、おすすめです!



階段を昇った先にあったこちらの建物も中を見学できるようだったので入ってみました。壁の「University」が「Vniversity」になっていましたが、どうやら有名な話のようです。


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< 鄧志昂樓 >
💻 http://www.amo.gov.hk/en/monuments_58.php


キャンパスはかなり広く、アップダウンも多いので筋肉痛になりました。基本的にどこも人があまりいなくて、涼しくて良かったです。ご飯はこちらがおすすめです。

< The University of Hong Kong >
💻 https://www.hku.hk/

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by ni07050 | 2018-10-09 17:25 | 歴史的建築物 | Comments(0)

以前から気になっていた建物に行きました。中華風デザインでお寺のように見えますが、正真正銘の教会です。

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1930年代に建てられたそうです。赤レンガに、中華風のひさし。この違和感、なんか不思議です。

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中華風の真っ赤な柱に、洋風のステンドグラス。おもしろいなァ。

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中に入るには、この急な階段を上がらなくてはなりません。

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銅鑼灣のセント・ポール病院の奥の交差点に建っています。

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日曜日でしたが朝のミサが終わってから入ったので、静かでした。休憩している近所の人みたいな方々もいました。

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中華風の雲がモチーフに使われた天国の風景が、ベンチや壁に使われています。

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なんだか静かで心地の良い場所でした。そこまで古くは見えないけど、一級歴史建築にも指定されているそうです。


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天井もお寺~。

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< St Mary's Church >
🏢 銅鑼灣大坑道2A
📞 2576-1768
💻 http://dhk.hkskh.org/stmary/index.aspx

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by ni07050 | 2018-10-07 18:03 | 歴史的建築物 | Comments(0)

以前、近くを通りかかった時に「素敵な建物だなァ」と思い、調べていた「薩凡納藝術設計學院 (サヴァンナ芸術工科大学)」に満を持して行ってまいりました。外観は全く学校らしくないですが、通称「SCAD (Savannah College of Arts and Design)」と呼ばれていて、国際的に評価の高いアート&デザインの学校です。本校はアメリカにあり、こちらは香港キャンパスだそうです。


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正面階段が素敵だったので調べたところ、こちらの建物はかつて「北九龍治安裁判所」だった場所で、国の二級歷史建築にも指定されていることを知りました。無料のガイド付きツアーがあったので、即予約。英語のツアーは月に1度あるかないかです。


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ツアーには12,3名ほどが参加していました。1960年に建築されたこの建物は、治安裁判所の法廷および政府高官の事務所として使用されましたが、2005年に治安裁判所の統合によって役目を終えました。その後、2010年にSCADが建物を改装し、再オープンしました。


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改装では法廷や刑務所など歴史的に重要な部分が保存されました。刑務所は鉄格子を残したまま事務室として使用されています。こちらは当時の様子を記録した写真ですが、全体的に古くて良いものをきちんと残している印象を受けました。


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正面のドアも当時のままです。交通量の多い道路に面していて、開けておくとゴミが入ってくるので普段は閉まっていますが、当時は交通違反をした人がここを通って罰金を払いに来たりしていたそうです。一般にも無料で公開されている特別講義や講演などのイベントの時には開けるそうです。


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窓の格子も素敵です。でもこれはデザインというより、罰金の支払いなどで現金を扱っていたため、窓を頑丈にする目的で付けられたんだそうです。


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驚いたのはこのツアーの懐の深さです。図書館、教授や卒業生などの作品など自由に写真撮影ができます。生徒さんが学んでいる姿もすぐそばで観察できるので、生徒さんは集中できるのかなァとこちらが心配になりました。


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建物自体が2011年にユネスコの「アジア太平洋文化遺産保全賞」を受賞しているそうです。

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建物中央にある階段はなんとも言えない雰囲気がありました。壁なども当時のままなので、傷つけないようにアート作品は天井からワイヤーで吊って展示しています。


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建物内には様々な法廷がありますが、ドアだけキープされ、中は普通の教室になっています。こちらではアニメーションのクラスが授業をしている最中でした。


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建物は窓や天井から日光を取り入れる造りになっているそうで、古い建物ながらも、明るくて温かみのある雰囲気でした。


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第1法廷は講堂として使われています。唯一、法廷っぽさが残っている場所でした。


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判事や傍聴人用の長椅子はそのまま。被告席も当初のブロンズプレートも保存されています。ドラマなどの撮影に使われたこともあるそうです。


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有名な学校だけあって設備や環境は素晴らしいと思いました。こういうところで学べたら楽しそうです。でもこの部屋に入った瞬間「あ!電波少年だ」くらいしか思いつかなかったので、ワタクシのような者にはもったいないと思いました。


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また同じこと言いますけど、どの教室も生徒さんが勉強中なのに、自由に入れ、撮影も可能ってすごいなァと感心しました。さすがアメリカはスケールが違う。


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服飾デザインの教室では、プラダの型紙などがあって面白かったです。ツアーは1時間弱でした。

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詳しい情報はこちらからご覧いただけます。

< 薩凡納藝術設計學院 >
🏢 九龍深水埗大埔道292號
👣 深水埗D2出口から桂林街に沿って徒歩約10分
📞 2253-8000
💻 http://scad.edu.hk/

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by ni07050 | 2018-09-18 15:59 | 歴史的建築物 | Comments(3)

「梅夫人婦女會主樓 (ヘレナ・メイ)」に行きました。中環のピークトラムの乗り場をさらに坂を上がった場所にある白い洋館です。会員制クラブなので普段は入れないのですが、お友達がこちらの会員でディナーに招待してくれました。現在は男性もアソシエイツ会員として利用することができます。


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建物自体は道路やピークトラムの線路の真横なので静かとはいいがたいですが、中に入ると静かで優雅な空間が広がっています。建物内には宿泊施設も入っていて、こちらは一般の方でも利用できるようです。ヘレナ・メイはNPO団体なので、文化遺産の宿泊施設ですが、比較的リーズナブルな料金で泊まることができます。スタジオ・タイプもあり、住むことも可能です。


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この建築物が建てられたのは1914年で、当時の長官の奥さまだったヘレナ・メイさんが、イギリスから遠く離れた、環境の全く異なる香港へ1人で来た女性のために1916年に始めた福祉促進のクラブでした。現在も同じ場所で、同じような目的のために使われています。


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ヘレナ・メイさんは当時、Y.W.C.A のプレジデントも務め、4人の娘を持つお母さんでした。香港に女性向けの施設が不足していることを大変気にされて、クラブを創設したそうです。


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中は白を基調にしたクラシックなエドワード調で、上品な雰囲気でした。海外で慣れない環境で暮らしている女性たち、まさにワタクシのためにあるような場所じゃない、と勘違いしてしまいましたが、多分そういうことではないのだと思います。


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2016年に100周年を迎え、月に一度、一般公開もしています。今年の残りのツアー (広東語・英語) は、9月29日、10月27日、11月24日、12月15日の午前10時から約2時間で、1か月前の予約が必要です。ドレスコードはスマート・カジュアルで、キャミソールや運動靴、ビーチサンダル等はダメです。


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お食事の後に、図書館、読書室、ダイニングルーム、ラウンジ、ガーデンなどを見学させてもらいました。外からでは分かりませんでしたが、奥に深いU型の建物でした。第二次世界大戦時には日本軍によって使われていたという歴史もあります。


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お隣にはブルーが特徴的な教会もあります。お向かいはボタニカル・ガーデンです。友人に「なんで会員になったの?」と野暮な質問をしたら「他にはない静かな環境だから。ここのラウンジでゆっくりすると、人生はこういうものだと思える」という洗練されたお答えが返ってきて、素晴らしいなァと思いました。ワタクシは家でテレビを見ながら、お茶を飲んでのんびりしている時が至福の時です。そのような人間を誘ってくれて、誠にありがとうございました。


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< The Helena May >
🏢 35 Garden Road, Central
💻 www.helenamay.com/
💻 http://www.amo.gov.hk/en/monuments_49.php

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by ni07050 | 2018-07-30 15:38 | 歴史的建築物 | Comments(2)

大澳のヘリテージホテルに行きました。歷史建築級別で二級歷史建築に登録されている建物です。ニューテリトリーの中では最も早期に建てられた警察署の1つだそうです。


大澳文物酒店 Tai O Heritage Hotel

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海賊や密輸入を取り締まり、英の法律および法令の存在を植民地全土に知らしめるため、香港の西端に位置するこの地に1902年に大澳警察署 (舊大澳警署) として建設されたそうです。知らしめるという割には、場所がやや田舎すぎる気がします。ここは静かな漁村です。


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ホテルは大澳の端っこ、桟橋の隣の小高い丘にあります。当初、6~7名の警察官が駐在していましたが、1983年までに180名までに増えたそうです。しかし、この漁村の犯罪率の低さから、これほどの数の警察官駐在を正当化することが難しくなり、1996年には警察署は交番に格下げされました。大変良いことです。


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本館と別館の2棟が1階の廊下でつながっています。中国式のパン・アンド・ロール瓦屋根、軒、アーチ型のベランダを備えた本館はイタリア式住居の外観をしています。こんな素敵な刑務所、ありますか?


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本館は2階建てで、チャージルーム1室、2つの独房、個別の寝室、バスルーム、倉庫がありました。別館は1960年代に増築されたものです、キッチン、ダイニングルーム、倉庫、バスルーム、通訳者用の部屋、使用人の宿泊部屋が備えられていたそうです。


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建物は改築後、2012年にタイオーヘリテージホテルとして生まれ変わりました。緑が差しこむお部屋はオーシャンビューです。


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ホテルと言えども表に面しているので、お部屋は外から丸見えです。最上階には宿泊者以外でも利用可能なレストランがあります。漁村なのできれいなお手洗いがあまりないのか、レストランのお手洗いには列ができていました。


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周辺の大砲、サーチライト、監視塔などももすべて復元されていました。ちょっとした博物館みたいです。


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宿泊料金はこんな感じのようです。泊まってみたい気もするけど、なかなかするなァ。


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参考資料

< 大澳文物酒店 Heritage Hotel >
🏢 大嶼山大澳石仔埗街
📞 2985-8383
💻 www.taioheritagehotel.com

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by ni07050 | 2018-07-17 21:51 | 歴史的建築物 | Comments(0)

荃灣にある「三棟屋村」に行きました。1987年に全面修復がなされ、一般公開されている歴史建築物です。緑に囲まれた小高い場所にあるので、ちょっと隠れ家っぽいです。


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1786年に中国の廣東地方から香港に移住してきた客家の陳一族によって建てられたそうです。村は石壁に囲まれています。


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1981に国の法定古跡に登録されました。


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中に入るとたくさんの壁で仕切られています。まっすぐ行った奥には、正廳 (メインホール) があり、陳一族の先祖の神位が正面に向かって置かれていました。


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こんな感じで、全てのお部屋が細い通路でつながっています。廊下は半屋外です。迷路みたいでちょっと楽しいです。


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全体的な地図はこんな感じです。もともとは中央の三棟からできた村でしたが、その後、後から来た人達によって、その両脇と後ろにも建物が建てられました。


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両脇それぞれ4つの建物は独立した居住室になっていて、当時の家具や、手芸品、農具や客家の人たちの日用品などが展示されています。奥の建物では客家の人たちの生活ドキュメンタリーが放送されていて、とても興味深かったです。


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香港あるあるで、元の状態が想像しがたいほど新しく修復されているので、200年の歴史はあまり感じられませんが、博物館としてみるのは楽しいです。ちょっとしたお宅訪問みたいな気分になります。


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今回こちらに伺ったメインの目的は、現在開催中の「口傳心授系列 II:香港非物質文化遺產代表作名錄 」です。非物質文化遺產とは、香港の伝統的行事や、後世に伝えていきたい文化などのことです。このプロジェクトは政府によって2014年から始まりました。


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2017年には文化的価値の高く、かつ早急に保存を検討していかなければ20項目のリストが作成されました。例えば、香港スタイルのチャイナドレスの縫製方法などです。ちょっと前までは通勤にもチャイナドレスが普通に使われていたことを示す写真もありました。なんかカッコイイです。


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伝統的なお祭りや、結婚式の赤いドレスなどは分かりやすい例ですが、大衆文化の代表・茶餐廳や、工事現場の竹の足場などもリストに入っています。


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確かに意識していかなければ、知らないうちに消えてなくなっているものかもしれないなァと思いました。


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香港スタイルミルクティーのつくり方だってリストに入っています。


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常設の展示には、荃灣エリアの開発の様子などが展示されています。


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1970年代の三棟屋です。現在あるものは、1970年代に荃灣に電車を通すために移築されたものだそうです。


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元の三棟屋に住んでいた住民は、政府の用意した新しい集落 (写真右) へ引っ越しました。


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三棟屋の裏手には中華風庭園があります。静かでいい公園でした。


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観光局のウェブページはこちらからご覧いただけます(中国語)。

< 三棟屋博物館 Sam Tung Uk Village Museum >
🏢 荃灣古屋裡2號
👣 荃灣駅E出口から徒歩約5~10分
📞 2411-2001
🕐 10:00-18:00/火曜休館 (祝日は除く)、旧正月2日休館
💰 無料
💻 http://www.amo.gov.hk/b5/monuments_10.php

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by ni07050 | 2018-07-09 14:53 | 歴史的建築物 | Comments(4)