「九龍寨城公園 (九龍ウォールド・シティ・パーク)」に行きました。「九龍寨城」と言えば、泣く子も黙るスラム街で、警察も入らないような無法地帯だった場所です。そんな危険な臭いプンプンの所とはいったいどんな感じなのか、とても楽しみに行ってきました。まず初めに、ちょっとややこしいのですが「九龍寨城公園」は「賈炳達道公園 (Carpenter Road Park)」の中にあります。公園の中にまた公園なんて、公園マニアにはたまらない場所ではないでしょうか。マニアではないワタクシには、最初、混乱以外のもの何物でもありませんでした。


賈炳達道公園 Carpenter Road Park

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混乱から始まりましたが、思ったより広々としていて、緑の多い、素敵な公園でした。キッズ用の本格的なサイクリング・トラックもあって楽しそうです。不思議な木の生え方を観察しながら歩きました。


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5分ほど歩くと、九龍寨城公園の入り口に着きました。観光局の説明によると、こちらの元「九龍寨城」は半島に沿った戦略的な拠点だったため、もともと16世紀から中国の親任官が使用していました。1841年に香港島がイギリスに委譲された際も、九龍城砦はすでに中国政府の駐屯地だったので、中国政府がコントロールしていました。しかし、その後の1898年、新界が99年間にわたり、イギリスに租借されることとなったことから運命は変わります。城砦は条約により中国領土として残りましたが、その翌年、中国軍や高官は退去させられました。そのため、コントロールを失った駐屯地は、権力の空白状態になり、そこに犯罪者がはびこり、特殊な街となったそうです。ここがその入り口かと思うと、ドキドキします。


九龍寨城公園 Kowloon Walled City Park

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中に入るとすぐ右手に「南門懐古」という門の跡がありました。九龍寨城のメインゲートとして100年以上使われていたもので、現在は法定古蹟に指定されています。


南門懐古 Remnants of the Old South Gate

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1994年に九龍寨城が取り壊された時に、南門の跡地で発見された2枚の石額。「南門」と「九龍寨城」とあります。


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壊れすぎてて全く想像できないので、1920年に撮影された資料をば。写真右上が南門です。思っていたスラム街跡とは雰囲気が違うような・・ちょっと品の良さそうな公園です。スラム街と言うより、城下町?お寺?元が駐屯地なので、その名残かもしれません。


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このお隣には模型がありました。これです!求めていたものは。1つのエリアにビルが詰め込まれています。現在の香港も十分混みあっていますが、ここのレベルは桁外れです。1992年に取り壊しが決まった際に、日本の研究チームがアパートの計測をしたそうです。後ろの壁画には九龍寨城の日常が描かれていますが、こちらも日本人によって作成されたとの説明がありました。


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ちょうど去年の今頃に行った長崎の軍艦島を思い出しました。九龍寨城も取り壊さなければ、世界文化遺産になるくらいの価値があったのかもしれないのになァ。



壁画には、ダンサーや床屋さん、歯医者さんに大工さんなど、いろんな職業の人の生活がとても細かく描かれていて見応えがあります。(超・香港なまりの) 英語のボランティアガイドさんが説明してくれている横で、何人かが「昔ココで育って、遊んだわ~」と話していて「やっぱりこの街は本当に存在したんだ!」と改めて思いました。というのも公園が綺麗すぎて、今はそんな雰囲気も面影も全くないからです。


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ドローン風に模型を上から撮影してみました。背が高いわけではないので、腕がつりそうになりました。真ん中のへこんでいる部分は「衙府緬昔 (The Yamen)」という建物で、その昔、中国王朝の庁舎だった場所でした。


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老体に鞭打って撮影せずとも、実際の空からの写真がありました。模型よりビル間にスペースがあるように見えますが、右上の整列した建物と比べると、確かにかなり無計画に建てられた感じがします。写真は1973年に撮影されたものです。


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こちらが昔、中国王朝の庁舎だった「衙府緬昔」です。両脇に大砲と、手前には井戸も残っています。門に 'ALMSHOUSE' と彫ってあるのは、九龍寨城を取り壊す以前、お年寄りの救貧院として使われていた名残です。


衙府緬昔 The Yamen

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「衙府緬昔」は、九龍寨城に現存する唯一の建物で、現在は公園辦事處 (公園オフィス) として使われています。入り口そばには小さな売店もありました。なぜかニンニクを売っていたのが印象的です。


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門が法定古蹟に指定されています。


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この建物の周りには中国式庭園がきれいに整備されています。石壁に囲まれているのは城砦の面影かなと思いました。


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それぞれの池や小径、休憩所などには九龍寨城にあった建物や通りの名前が付けられています。全然スラム街じゃない・・けど、気持ちの良い庭園です。


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たくさんある休憩所が、長い渡り廊下でつながっていて、多くの人がのんびり過ごしていました。


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コスプレで写真撮影している人もたくさんいました。フォトジェニックな場所なので、納得です。結婚式の前撮りなどにもぴったりではないかと思っていたら、やっぱり。100名収容できるテラスもあり、こちらで結婚式を挙げる方もいるそうです。


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廊下には写真ギャラリーもあり、屋外ですが、資料はしっかりしていました。博物館みたいな感じです。


九龍城歴史圖片廊

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前に行ったことのあるお寺「九龍城侯王廟」も関係していたようです。意外な所でつながるとなんだか嬉しいです。


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その時の記事はこちら。よろしければご覧ください。



屋内の展示も充実していました。取り壊してしまったものは取り返せないけど、どういう場所だったかは十分に伝わってきました。法の手が届かないため、長い間にわたって、逃亡者や犯罪者、経済的に貧しい人たちがここに集まってきたそうです。麻薬密売、売春、無免許歯科医などありとあらゆるものが、このジメジメとした薄暗い路地にはびこりました。


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タバコを吸いながら食品に触っている!と思いましたが、よく考えたら今の香港でもそういうお店あるジャンと思いました。


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増築に次ぐ増築で、屋上が子供たちの遊び場だったそうです。違法で建築しているので、中は迷路のように入り組んでいました。この子達、よく誘拐されなかったなァと思ってしまいました。でもこの笑顔を見ていると、無法地帯とは言え、案外、普通の平和な生活も営まれていたんじゃないのかなァと思います。


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九龍寨城の住民になれるコーナーもありました。後ろにいるのは泥棒です。とても分かりやすい格好の泥棒さん。


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あとはこんなのとか。

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お家のレイアウトはこんな感じです。住所がきちんとあるんだなァと変なところで感心してしまいました。


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どのお家も真っすぐでないのが分かります。どんどん増築されていったところが、やはりちょっと軍艦島と似ています。あちらは無法地帯ではありませんが。


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1960-1970年代にかけて増えまくった人口に対応するため増築されたアパートは、1980年代には16階建てになり、東京ドームの約半分の広さの場所に、約500もの違法な建物が建てられました。写真は取り壊される直前の1980年代のもので、約4万人が住んでいたそうです。色からしてそれぞれが違うビルなんだと分かりますが、全部くっついていて、建物も傾いています。


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1987年、中国の同意を得て、植民地政府はこの無法地帯の管理に乗り出し、


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住人を再び定住させ、スラム街を公園に変えました。見終わった頃にはなんだか猛烈に感動していたワタクシです。ただの公園だと思って行ったら火傷します。


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詳しくはこちらからご覧いただけます。

歩き疲れたら近くにあるこちらのカフェがおすすめです。

< 九龍寨城公園 >
🏢 九龍九龍城東正道/Tung Tsing Road, Kowloon City, Kowloon
👣 近くには駅はなし。バス停「富豪東方酒店 (Regal Oriental Hotel)」から徒歩約10分。
📞 2716-9962
🕐 6:30-23:00(公園)/10:00-18:00(展示物) 水曜定休
💰 無料
💻 http://www.lcsd.gov.hk/en/parks/kwcp/index.html

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# by ni07050 | 2018-05-07 22:01 | 公園 | Comments(2)

今日は香港にしては珍しく、空気の澄んだ1日でした。いつもぼやけている景色が超クリアに見えて、視力が良くなったかと思ったほどです。いつもこうだったら、どんなに良いか・・。

さて。中環にお肉ラブの人にピッタリのお店、その名も「MEATS」というレストランがあります。「肉」という男前な名前ですが、店名に似合わず、意外にお洒落な雰囲気のウエスタン料理のお店です。何でも日本語に訳せばよい、というわけではありません。


MEATS

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店内の雰囲気はこんな感じで、ちょっと暗めの照明です。予約して行きましたが、レストランのエリアにはあまりお客さんがいなかったので、予約は必要ないかもしれません。隣接するバー(上写真) の方はほぼ満席でした。


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この木製の窓枠を通して見る香港の街並みは結構おつだなァと思いました。人気の壁画アートのある小さな坂道をのぼった所です。


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メニューはこちらです。フレンドリーな店員さんがいろいろと説明してくれました。


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肉、肉・・とつぶやくように肉を欲してやってまいりましたが、如何せんお肉だけじゃ心許ないお年頃なので、お野菜も頼みます。カリフラワーにインド系のスパイスがたっぷりかかった一品が出てきました。好き嫌いの分かれる感じのかなりパンチのあるお味でした。美味しかったのですが、スパイスが喉にくっついて、むせました。


Crispy Cauliflower $60 (¥819)

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メインのお肉には、羊のすね肉をお願いしました。濃い味付けでしたが、添えられたマッシュポテトと合わせて美味しくいただきました。お肉は骨から簡単に取れるほど、ほろほろに調理されていて柔らかかったです。


Lamb Shank $190 (¥2,594)

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ジューシーで食べごたえのあるポークチョップステーキも食べました。お野菜の付け合わせなどなく、このようにシンプル、かつ容赦なく「肉・オン・ザ・皿」なので、大勢で行っていろんなお肉をシェアするのが、ベターかと思います。実は牛ステーキを食べようと思って行ったのですが、結局、牛はいただかずにお店を後にしました。外食するとつい「家では作らないものを食べよう」と妙に張り切ってしまい、変なものを頼んでしまったり、本当は何が食べたかったのかを見失う時が多々あります。


Pork Chop $170 (¥2,321)

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< MEATS >
🏢 中環蘇豪士丹頓街28-30號地下/GF, No. 28 – 30 Staunton Street, Soho, Central
👣 上環駅E1出口から徒歩約11分
📞 2711-1812
🕐 17:00-00:00(月~木)/17:00-01:00(金)/12:00-01:00(土)/12:00-00:00(日)
🕐 ブランチ 12:00–17:30 (土日)
💰 クレジットカード可
💻 http://piratameats.hk/

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# by ni07050 | 2018-05-06 23:42 | 香港で食べるウエスタン・インド料理 | Comments(0)

台湾茶を中心とした中国茶の専門店「天仁茗茶」が好きです。1953年に台湾の高雄で創立され、香港に来たのは2012年。香港内で現在32店舗を展開しています。台湾、香港以外にも日本、シンガポール、マレーシア、アメリカに全部で136店舗を展開しているそうです。


天仁茗茶 Ten Ren Tea

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初めて行ったのは、香港にまだ観光で来ていた頃です。銅羅湾のハイサンプレイスにある本屋さん「eslite 誠品」の中の店舗でした。本屋さんに入っているカフェなんてお洒落だなァという田舎者感覚だけで利用しました。いわゆる都会で生まれ育ったというのに、どうしても田舎者っぽい振舞いのワタクシです。


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他のお茶スタンドの「貢茶」や「シェア・ティ」などと同様、甘さと氷の量が調節できるので、自分好みにカスタマイズできます。いつもこちらの「愛玉」というゼリーを追加でお願いします。このゼリーいったい何なのか謎なのですが、りんごゼリーみたいで美味しいです。お茶にりんごゼリーと言うと聞こえはちょっとアレですが、実際とても合います。


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こちらのお店の特徴は、店頭で茶葉を購入出来るところです。他のお茶スタンドではあまりそのようなサービスを見たことがありません。ピンクの「東方美人茶 (とうほうびじんちゃ)」は気に入ってよく飲んでいます。紅茶に似た味わいです。


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貢茶より数が少ない「天仁茗茶」ですが、見かけたら是非あのゼリー追加でお試しくださいませ。お店は銅鑼灣や旺角、尖沙咀など33か所にあります。



さて。ワタクシの現在の人生、おやつタイムが重要な位置を占めております。おやつタイムのお気に入りと言えば、スタバのアールグレイ・シリーズです。写真のコーヒーの中の黒いソレがアールグレイ・ゼリーで、いつも6ドルを払って追加しています。アールグレイ・マフィンも美味しいです。なお、こちらのシリーズは、ワタクシによって作られた、ワタクシによるワタクシのためのシリーズなので、お店で「アールグレイ・シリーズください」と言っても、このようなセットは出てきません。それぞれ単品で注文しなければならないこと、予めご了承ください。


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永遠の名コンビ「マクドナルドのフライドポテトとミルクシェイク」も捨てがたいです。お口の中で甘さとしょっぱさが織り成すあの絶妙なハーモニーは誰もが知るところです。


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「パシフィック・コーヒー」は香港の会社らしいので、もっと使いたいなァと思うのですが「アールグレイ・シリーズ」に押され気味でたまにしか行けていません。アールグレイ・ゼリーがあれば行く回数も増えるかもしれません。


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< 天仁茗茶 Ten Ren Tea >
💻 https://www.tenren.co.jp/
💻 https://www.facebook.com/TenRensTeaHongKong/

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# by ni07050 | 2018-05-05 16:58 | カフェ・デザート | Comments(2)

香港で受けるサービスは大抵よくありません。香港に来る前は「香港は国際的な都市だからサービスも洗練されたものだろう」と思っていましたが、大間違いでした。レストランでは食べ終わってないのにお皿を下げられ、街では押され、足を踏まれ、市場では怒鳴られます。例えば、配達の人もそうです。スリッパもきちんと用意して待っていたのに、土足で上がりこみます。


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「靴脱いでください」とお願いすると、コレ。靴は脱がないけど、靴の上からスリッパをはいているし、かつビニールの上に立ってるから大丈夫らしいです。こちらとしては土足で上がられた上に、新品のスリッパまで靴で汚されて、もう踏んだり蹴ったりです。だいたい時間も守らないで来ています。配送会社には苦情を言いましたが「分かりました~」の一言。返事が来ただけ、マシですか?


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夜中も下の階からの話し声がにぎやかです。仲良しご夫婦なのか、午前3時までおしゃべり。ラジオの内容まで聞こえます。どれだけ壁薄いんでしょうか?マンションに住む以上、ある程度の生活音は我慢と思い、テレビや音楽で気を散らしたり、耳栓をして寝ていましたが、それでも起きてしまう日が続き、ある夜、管理人さんに相談しました。すぐに (午前2時) に我が家に来てくれて、実際の音を確認、そして下の階の方へ話に言ってくれました。その場ではラジオも消え、静かになり、眠れたのですが、また数日経つとうるさくなりました。そこでけんか腰ではなく、丁寧に困っている様子を訴え、実際に聞こえた内容と一緒に「あなたの情報がこんな風にまわりに漏れるのも嫌でしょう?あなたのフレンドリーなご近所の1人より (←ストーカーですか?)」とお手紙に書いて、こっそりポストに入れてみました。それからは静かになりました。おかげで今は良く眠れます。(´∀`*)ウフフ



また、我が家のマンションは廊下 (ドアの外) に物を置いてはいけない決まりになっていますが、靴を置いているお宅もあります。注意の紙を何度も張られていますが、ここ半年「剥がす→また貼られる→また剥がす」という静かなる戦いを続けていらっしゃいます。バイオリン教室もされているので、生徒さんの靴が10足以上置いてある時もありました。コント並みの「ギーコーガーゴー」が結構な音量で漏れていたので、さすがに誰かが苦情を言ったのか、最近では生徒さんが来ている様子も、バイオリンの音も聞こえなくなりました。香港ってみんな自由だなァと思います。


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お隣と喧嘩してしまったこともあります。スーパーのカートを置きっぱなしにしていたからです。最初はご近所さんとはもめたくないので黙っていましたが、誰かが苦情を言ったようで、巡回の人が何度も来ては撤去するよう注意していました。皆さんこの廊下を通ってごみを捨てに行くので、カートはかなり邪魔でした (この時はまだお隣さん家の前に置いてありました)。


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そんなある日、外出しようとしたら何かがドアにあたる・・。あのカートが我が家の前に来ていました。この日お隣さんは、我が家のドア前にカートを放置した上で、ご自宅のドアを開けたまま楽しそうに飲んでいらっしゃいました。思い切って話に行くと、ワインを片手にヘラヘラしながら「分かったわー」と言うだけで、全然席から立つ様子がありません。ワタクシの中で何かが爆発しました。優雅に飲んでいたオバチャンの手を引っ張って我が家の前まで連れて行き「コレ今すぐ撤去して!」と訴えたら「これメイドが置いたから~。メイドが今、休暇中だから分からないし~」と言い訳の連発。ついに我慢の限界を超え、超ブチギレたら、ブツブツ言いながらもすぐに家の中に回収してくれました。オバチャンは知らないだろうけど、お宅のメイドさんとはベランダ越しに挨拶したり、エレベーターの中で会話したりする仲なので、ワタクシは知っております。彼女はそんなに悪くない。


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心がすさんでいて申し訳ございません。でもこれらの経験から学んだこともあります。それは「困ったことを伝える時には、詳しく、冷静に説明する」ということです。迷惑元と直接話すのは危険 (?) なので、管理人さんや企業の方にまず相談です。皆さんきちんと話を聞いてくれます。また怒っている時は、感情的な言い方をしてしまったり、言葉の壁で余計に話がこじれることもあるので、できればスマホなどで状況を録画・録音するのがおすすめです。物音を立てないようにしたり、近所に迷惑をかけないようにするのは、日本では当たり前のことですが、そういう基本的なことが香港では普通じゃなかったりします。なので来た当初は香港が大嫌いでした (今もそんなに好きじゃないけれども)。でも、文句を言わずストレスを溜めるのは、穏便に済ませたいと考える日本人が故です。香港では発言し解決するか、逆に超がつくほど鈍感にならなければ生きていけません。こういう人たちばかりではないと心では分かっているものの、まだまだ難しい香港での生活です。

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# by ni07050 | 2018-05-04 12:08 | 日常生活 | Comments(0)

ちょっと豪勢に素敵なフレンチのお店に行きました。2015年から連続してミシュラン1つ星を獲得している 'Seasons' です。ミシュランの件を知ったのは、お店のウェブサイトを見た今から約5分前のこと、ですが、さも有名なレストランに詳しいかのように、知ってる風に言ってみました。道理でまわりは綺麗な装いをした香港マダムや、外国人のビジネスマン、店員さんもスーツでばっちり決めていて、ちょっと敷居が高そうだなァと思っておりました。美味しいし、洗練されているし、ミシュラン1つ星、納得です。さっきまで知らなかったけども、納得です。


Seasons

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オープンキッチンのエリアはダイナミックな感じですが、全体的には落ち着いた大人の雰囲気漂うお店です。メニューは基本的にはフランス料理で、ややモダン・アジアンテイストも混ざっています。アラカルトでメニューを組み立てるのが苦手なので (←英語メニューを読むのが面倒) 楽ちんなコース料理にしました。


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なお、アラカルトメニューはこんな感じでした。


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世界中から集めた良い食材を使っているそうです。


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3コース、448ドルのコースにしました。サービス料込みで2人で約14,000円。オットが仕事で使って、美味しかったからと言って連れてきてくれましたが、もっとカジュアルで、リラックスできるところの方が気が楽でいいと言ったら怒られました。まずはお決まりのパンのバスケットから~。


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泡々のスープです。


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前菜は仔牛にツナ、ケッパー、トマト、クルトンなどを使った冷菜でした。クラシックなイタリア料理で、ボリューム満点でした。一緒に来たキャベツがシャキシャキと新鮮で、とても美味しかったです。


"Vitelle Tonannto" with capers, diced tomato & golden croutons

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もう1つの前菜は見た目が豪華な、牛肉のマーマレード添えとローストした玉ねぎに温泉卵が乗った一品です。ご覧の通り、前菜からかなりボリュームがあります。


Onsen egg on beef marmalade with roasted onions

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メインは、お肉とお魚を選びました。もう見た目から美味しそうです。チキンステーキの下のマッシュポテトはとても滑らかでしたが、ちょっとバターを使い過ぎな感じもしました。ミシュラン・シェフのお料理にケチをつけるなんて失礼ですが、この時はミシュランについて存じておりませんでしたので、庶民のたわごとと思っていただければ幸甚です。


Roasted farm chicken with mashed potato and stewed green cabbage

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お洒落なフレンチも、ワタクシに訳させれば「銀鱈の味噌漬け」です。銀鱈の味噌漬けと言えば、白米。白味噌と大根のソースがかかった一品で「ご飯ちょーだい」と言いたくなりました。とても美味しかったです。


Black cod caramelized with white miso in velvet daikon broth

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デザートは可愛らしいケーキとマドレーヌです。ラズベリーの酸っぱいシャーベットとの相性がちょうど良かったです。このような余白を残した盛り付けは、なかなか自宅ではできないです。きっと奥のマドレーヌも一緒にのせちゃう。


Pistachio chantilly with raspberry sorbet

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レモンタルトとアイスクリームもさっぱりしていて、お腹がいっぱいでしたが、余裕で食べられました。


"Menton" lemon tart goat milk ice cream and "Feuillantine"

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とっても美味しかったのですが、やはりワタクシには和食が落ち着くなァと思いました。銀鱈の味噌漬けの時点で、すでにお漬物とか梅干しが恋しかったです。そんなことはさておき、とても良い雰囲気の素敵なお店でした。


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< Seasons >
🏢 銅鑼灣恩平道28號利園二期3樓308-311號舖/Shop 308-311, 3/F, Lee Garden Two, 28 Yun Ping Road, Causeway Bay
👣 銅鑼灣F1出口から徒歩約4分
📞 2505-6228
🕐 12:00-23:00
💰 クレジットカード可
💻 http://www.seasons-restaurant.com/

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# by ni07050 | 2018-05-03 19:25 | 香港で食べるウエスタン・インド料理 | Comments(2)